上門農園のこだわり

私達の農業への思い

私たちが農薬に頼らないみかんを作ろうと思ったきっかけは「元気で健康な生活のお手伝いをしたい!」と言う考えからでした。ただ当時業界では「農薬に頼らないみかんなど出来るはずがない」と言われたのも確かです。
しかし願い続ければいつかは叶うと心に決め、私たちは完全な手探り状態で7年かかって「農薬に頼らないみかん」を作ることが出来ました。

「太陽・土・水」自然への思い

農薬に頼らないみかんを作るために、何よりも大切なの自然への敬意です。 燦々と降り注ぐ太陽と栄養豊富な土壌、そして清らかな水、これが揃って初めて農薬に頼らない美味しいミカン作りの第一歩が始まります。
従って私たちは除草剤や化学合成農薬は出来る限り使いません。
そして農薬に頼らないことを守るための様々な工夫をしています。
①2億5千年の歴史を持つ有機物を糖化する「土着菌」による害虫被害の軽減
②畑10アールあたり年間6トンの有機肥料投入による「本物の土作り」
③自然環境を守るための最新設備の導入

健康への思い

今、食の安全への関心が高まっていす。私たちが作るみかんは「皮ごと」食べられます。
そのみかんの皮(外果皮)にも栄養がいっぱいあります。
それはポリフェノールの一種「ヘスペリジン」(ビタミンP)です。
古来より「陳皮(ちんぴ)」という生薬として漢方処方に用いられてきました。

「ヘスペリジン」には以下の主な作用があると言われています。
(1)毛細血管の抵抗力強化
(2)骨密度の減少を抑える効果
(3)冷え性の改善
(4)血中コレステロール値の改善
(5)発ガン抑制作用
(効果には個人差があります)

ぜひ皮ごとかぶりついたり、皮を煎じて飲んでみてください。
農薬に頼らないみかんの本当の素晴らしさを知っていただけると思います。
私たちはこれからも『栄養のある、みかんの皮(外果皮)も食べてもらいたい』との一心で、化学合成農薬や除草剤を使わない農法で自然に人にやさしい、安全なみかんをつくり続けていきます。

本家六代目上門農園は農林水産省・和歌山県認定エコファーマー第16003号です。

エコファーマーとは、持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律(平成11年7月28日法律第110号)」(通称:持続農業法)に基づき、都道府県知事が認定した農業者(認定農業者)の愛称です。
地域で環境にやさしい農業に取り組んでいます。

通常栽培に比べ農薬や肥料の使用に厳しく管理された自慢の農作物です

特別栽培農作物とは、農業の自然循環機能の維持増進を図るため、化学合成農薬や肥料の使用を低減することを基本として環境への負荷をできる限り低減した栽培方法を行い生産することを原則としています。
生産課程における節減対象農薬の使用回数が5割以下であること、生産過程において使用される化学肥料の窒素成分量が、慣行レベルの5割以下であることとされています。

特別栽培農産物2022年度登録通知書

特別栽培農産物2022年度登録通知書

上門農園の仲間たち(作業風景の紹介)

本家六代目上門農園は200年続くみかん農家です。
家族のような和気あいあいとした雰囲気の中、およそ10人ほどのメンバーで日々農作業をしています
色んな場所の畑でみんな色々作業をしているのでなかなかまとまった写真が載せられませんが、撮影次第随時紹介して行きます。

作業風景

農薬に頼らないみかん作りで何よりも大変なのは草刈です。
畑では除草剤を一切使わないので 蜂や虫が飛び回って自然そのものですが、 その雑草を全て人間の力で刈り取らなければなりません。
特に夏場は和歌山の猛烈な太陽の下での作業となるので、全員汗だくで、かなりの体力を消耗します。

作業風景

上門農園はみかんの販売も自分たちで行っています。ですので畑仕事をしながら横の倉庫で発送作業を行っています。
自分達で売り始めてからまだそんなに年数は経っていないので、色々ご迷惑をかけることもありますが、とにかくお客様に喜んで頂けるようにこれからも頑張っていきたいと思います。

作業風景

農園の現場監督です。
とにかく一生懸命みんなを引っ張って行ってくれる力強い男性で、なかなかの男前です。
奥さんも一緒に働いていますが撮影日に息子さんとたまたまレモン畑に行っていたので、また近々HPで紹介します。

作業風景

農園の二匹のワンちゃんです。
とても賢く人懐こいワンちゃんですが、畑を荒らしに来る野生動物には結構厳しいです。
たまに何を思ったのか家出をして近くの山に行き二日ほど戻ってこない時もあります。
もちろん大好物は農薬に頼らないみかんです。
賢いので木になっているみかんは食べませんが、落ちたみかんをよく食べています。